学部と学科を専攻してそれについて学んでいくというのがよくある大学のスタイルだと思います。
今回紹介する、北海道札幌市豊平区にある通称「札大（さつだい）」と呼ばれている「札幌大学」は、少し違ったスタイルの大学なんですよ＾＾
札幌大学は１９６７年に経済学部経済学科、外国語学部英語学科、外国語学部ロシヤ語学科の２学部３学科の大学として開学しました。
それから経済学部、法学部、文化学部が増え５学部だったのが、２０１３年４月に学部制から１学群１３専攻に改組が行われました。
これによって、地域共創学群の１学群、経済学専攻、地域創生専攻、経営学専攻、法学専攻、現代政治専攻、英語専攻、ロシア語専攻、歴史文化専攻、日本語・日本文化専攻、中国語・中国文化専攻、異文化コミュニケーション専攻、スポーツ文化専攻、現代教養専攻の１３専攻となり文科系総合大学となりました。
学群というのはあまり聞き慣れない言葉ですが、この１学群１３専攻こそが札幌大学の魅力ともなっています。
１年次は基盤教育で基礎を学び、２年次から自分が興味や関心をを持った専攻を主専攻として学べる一方で副専攻としてちがう専攻を学ぶこともできるようになりました。最初の１年間にいろいろなことを幅広く学ぶことができるので、自分のやりたいことが決まっていなくても見つけられるようになったのです。
最先端のIT技術の教育やロシア語や英語などの語学にも力を入れていて、授業にIT関連科目が取り入れていたり、語学では全道ロシア語弁論大会などで在学生が入賞するなどの実績をあげています。
学内のシステムにはセキュリティバッチリの会社かと思うようなシステムが導入されています。
学生証にICチップが組み込まれていて、授業が行われる際に教室前のチップ読み取り機に学生証をかざすと、授業に出席をしたことが登録されるようになっています。
他にも学生向けに専用のホームページがあり、個人の時間割表、必要単位数、出欠、成績などが確認できるようになっています。
最近は大学でもIT化が進んでいてビックリです。パソコンが普及してネット社会になった現代ではこういったことが社会に出てからも役に立つんでしょうね＾＾
とまぁざっくりと紹介しましたが、やっぱり自分の目で見るのが一番！
札幌大学では、オープンキャンパスだけでなく個人やグループ、保護者も大学のキャンパスを見学することもできます。オープンキャンパスは日にちが決まっていますが、見学は年中いつでも受け入れてくれて、担当のスタッフが案内してくれるので、気になったことは質問しながらじっくり見学することができます。
少しでも気になった人は見学に行って自分の目で確かめてみてください＾＾