日本最北端の公立4大



北海道で学ぼう!大学案内

道北エリア

旭川市、稚内市、留萌市、士別市、名寄市などが含まれる道北エリア。数は多くありませんが、私立はもちろん国公立もあり、さまざまな分野の大学があります。

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道北エリア
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名寄市立大学(市立)
名寄市立大学(市立)

●名寄市立大学(公立)

公立の四年生大学としては日本最北に位置する学校です。前身は1960年に開学した名寄女子短期大学で、2006年に保健福祉学部を開設するのに伴って4年制大学として開校しました。
保健福祉学部のみの単科大学で、栄養学科、看護学科、社会福祉学科の3学科を配置して保健・医療・福祉の専門家を育成しています。総学生数は短期大学部を含めて700人ほどで、アットホームな環境で学習することが出来ます。
医療・介護の現場では各専門の連携が必須であるため、授業科目には学科間の交流・連携を目的とした「保健医療福祉連携教育科目」と「保健医療福祉共通科目」を設定しています。これにより自らの役割を認識すると同時に他職種への理解もすすみ、職業意識の向上と素養育成をはかっています。
机上の座学に終始せず将来の職場となる現場での交流や実践にも力を入れており、看護学科では、名寄市立総合病院看護部と交流会を開いています。参加した学生は現場の看護師や卒業生の講演を聞いたり、先輩看護師から仕事の内容などの話を聞くなどして、実習や就職活動の参考にしているようです。
学校のある環境はどうでしょう。名寄市は冬場気温-30℃近くになる厳寒の地の一方、夏場は30℃にもなる「寒暖差約60℃」という環境です。県外から進学する人は躊躇するかもしれませんが、ここは全国でも珍しい「なよろの冬を楽しく暮らす条例」条例を制定し、一年の約半分ある冬を快適に過ごせるよう官民挙げて取り組みをしています。防寒バス停の整備、高断熱住宅資金利子補給制度など、住まいのハード面の整備が進んでいるほか、先述の総合病院を始め、商業施設や市内循環バス、光回線の整備と多くの都市機能も備えています。市立天文台「きたすばる」には国内最大級の口径1.6m望遠鏡が設置されるなど、文化的にも先進的な自治体であり、2013年版東洋経済新報社刊の都市データパック「住みよさランキング」では北海道内の都市の中で第1位にランキングされています。都会からの移住者も多く、快適な学生生活が過ごせることでしょう。

名寄市立大学
〒096-8641 北海道名寄市西4条北8丁目TEL:01654-2-4194

http://nayoro.ac.jp/

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